島らっきょうの塩漬けレシピ 地元定食屋さんから教えてもらった!天ぷらとパスタのレシピも公開
![定食屋さんにでてきた島らっきょう](https://ananda.fun/wp-content/uploads/2020/06/simaraltukyo-1.jpg)
《写真》左はだいこんの麹漬け、右が島らっきょうの塩漬け
ちょくちょく行かせてもらっている本部の定食屋さんから
島らっきょうの塩漬け
の作り方を教えてもらいました。
島らっきょうは天ぷらでしか食べたことがなく、
びっくりするくらい美味しかったので、
早速作ってみることにしました。
島らっきょうのシーズンは12月から6月ですが、
年中販売されているみたいです。
■島らっきょうを手に入れる
6月に沖縄県本部町の市場で購入できました。
茎のついたのもありましたが、
初めてなのでこの根っこのタイプをチョイス。
![島らっきょう](https://ananda.fun/wp-content/uploads/2020/06/s-20200608_111539.jpg)
■島らっきょうについて
沖縄県独自のラッキョウの品種。
本土で栽培される一般のラッキョウに比べると、
小型で香味が強い。
ジスルフィドという成分が含まれていて、玉ねぎ、ニンニクなどアリイン類を多く含む野菜と一緒に調理するとよい。殺菌効果、利尿作用、整腸作用、発汗作用などがある。
《参考》 Wikipediaより 島らっきょう
匂いがきついです。
らっきょの匂いというか、玉ねぎのきつい匂い、ニンニクみたいな匂い、
そんな、ツーンとする匂いがきつい食材です。
■島らっきょうの塩漬けレシピ
材料
・島らっきょう 約200g
・あら塩 適量
・時間 約15分
さっそく作ってみましょう!
![](https://ananda.fun/wp-content/uploads/2020/06/simaraltukyo-3.jpg)
《写真》水でしっかり土を落とします。
![](https://ananda.fun/wp-content/uploads/2020/06/simaraltukyo-4.jpg)
《写真》うす皮もとるぼーさん、手が臭くなってたぼーさん
![](https://ananda.fun/wp-content/uploads/2020/06/s-20200608_113331.jpg)
《写真》荒塩でもみ込んだ島らっきょう
![](https://ananda.fun/wp-content/uploads/2020/06/simaraltukyo-7.jpg)
《写真》島らっきょうの塩漬けできあがりbyぼーさん
■実食の感想
シャキシャキして固め、塩もほどほど効いている。
しかし、定食屋で食べたまろやかさがなく、
ツーンとした尖った匂いと味がします。
2つ食べ、3つ食べるも、
なんか尖った味で辛く感じます。
辛い生の玉ねぎに塩をかけてかじっている感じです。
これではお腹は満たされません。
ぼーさんは箸を休め、
島らっきょうを刻んで、
にんにくとの相性がいいとのことなので、
ペペロンチーノのパスタに入れて作ってくれました。
・島らっきょう入りペペロンチーノ風パスタ
材料
・パスタ
・冷凍シーフードミックス
・乾燥したスライスニンニク
・白ズッキーニ(冷蔵庫のあまりものなくてもよし)
・島らっきょう
・コンソメ・塩・コショウ
・時間 約20分
作り方
①パスタをレンジでチンしてゆでている間に、
②温めたフライパンにオリーブオイルを入れて、
ニンニクスライスと冷凍シーフード、
白ズッキーニ、島らっきょうを入れて炒める。
③チンしたパスタも和えて炒める。
コンソメ、塩、コショウで味を調える。
※ポイント、パスタを和えるとき、
ゆで汁を多めに入れて、乳化させるのがポイント。
![](https://ananda.fun/wp-content/uploads/2020/06/s-simaraltukyo-6.jpg)
うん、悪くないです。
しかし、普通に玉ねぎに火が通った感じの、しっとりした触感です。
これでは島らっきょうの良さがまったく発揮されていません。
また島らっきょうの塩漬け作りに戻るぼーさん。
![](https://ananda.fun/wp-content/uploads/2020/06/s-39246.jpg)
ぼーさんは考えました。
辛いのを取り除くために、水に漬け始めました。
しかし、ネットで調べてみると、
水に漬けると、栄養分が抜け出てしまうので、
島らっきょうは水に漬けるのはNGみたい
風にさらすのが正解みたいです。たのむで、ぼーさん、、、。
しかもぼーさんは、
島らっきょうをボールのまま軽くラップをして、
冷蔵庫に保管しているではありませんか!
冷蔵庫がらっきょの匂いでまん延しています。
ぼーさんの指もらっきょの匂いが取れていないので、
匂いが麻痺していたのでしょう。
タッパに入れ替えて新たに塩漬けした島らっきょう
冷蔵庫の中で風にさらすのはNG
![](https://ananda.fun/wp-content/uploads/2020/06/simaraltukyo-8.jpg)
《写真》密閉された島らっきょうの塩漬け
翌日、タッパを開けて島らっきょうの味見をしてみました。
「美味しい~!」
定食屋さんで食べた島らっきょうにかなり近づきました。
これは「塩かげんと寝かせる時間が大きく関係している」と、
ぼーさんの見解です。
![](https://ananda.fun/wp-content/uploads/2020/06/39259-1024x768.jpg)
《写真》塩漬けして、二日目の島らっきょう
しかし、昨日は、辛い生の島らっきょうを食べたせいか、
ぼーさんは夜にお腹が痛いと、トイレに何度も駆け込んでました。
わたしはなんともなかったので、違う原因かとおもわれますが、、、。
こーなったら、
ぼーさんの神経質センサーが過敏に反応します。
そして、ぼーさんは思いました。
「生はだめだ、火を通そう」
ぼーさんは、さらに語りだします。
「人類が進化を成し遂げたのは、火を扱うようになったからだ、
そして、食べ物も火で調理することによって、
栄養を多く取り入れることが出来たから、人の脳は大きくなったんだ。」
わたしは思います。
「その進化の割に、腸が弱いじゃないか、、、頼むで、ぼーさん。」
そして、ぼーさんは天ぷらも作りだしました(;^_^Aやれやれ
■島らっきょうの天ぷら
材料
・ハイサイ小麦粉 100g
・たまご1個(1/2と書いてあったが、一つ入れました。)
・水 150ml
・塩 少々
・揚げる物 好きなもの、冷蔵庫のあまりもの
作り方ポイント、
油の温度です。サーターアンダギーでも失敗しています。
最後の写真の奥冷凍エビもべちゃべちゃの揚がりになりました(;´Д`)背ワタもとっていないので、やっつけ仕事です。
byぼーさん
![](https://ananda.fun/wp-content/uploads/2020/06/39267-1024x768.jpg)
《写真》はいさい小麦粉 サーターアンダギーでも登場
![沖縄サーターアンダギー](https://ananda.fun/wp-content/uploads/2020/05/sss2-320x180.jpg)
![](https://ananda.fun/wp-content/uploads/2020/06/39264-1024x765.jpg)
《写真》といた小麦粉と小さい鍋の天ぷら油
![](https://ananda.fun/wp-content/uploads/2020/06/39263-1024x765.jpg)
《写真》油の温度が大事です。
![](https://ananda.fun/wp-content/uploads/2020/06/39262-1024x765.jpg)
《写真》1回目の島らっきょうは成功です!
![](https://ananda.fun/wp-content/uploads/2020/06/39261-1024x768.jpg)
《写真》カリっとしてる1回目の島らっきょう
その次に、ぼーさんは楽しみのエビを揚げますが、
べちゃとした出来栄えになりました。
エビの生臭さい、匂いものこり、
さらに
背ワタもとり忘れたみたいで、
口の中でガリガリした食感もあります。
あれだけ油の温度が大事と言っていたのに、
予想と現実が違った瞬間でした。
こーなったら
ぼーさんの集中力は途切れます。
楽しみのエビがこの出来栄えなので、
揚げるのがめんどくさくなったのか、
小さい鍋に次々と食材が放り込まれています。
火力も強火のMAXです。
小さい鍋はぐつぐつと油の泡が舞い踊っています。
油の温度の、どの加減がいいのかわからなくなり、
どーしようもない気持ちだったのでしょう。
ジャガイモを揚げているすき間に、ちくわを入れて、
玉ねぎを揚げているすき間に、オクラを入れてあげています。
その姿は半ば、投げやりな感じで、
すこし悲しげな感じの揚げている姿でした。
昨日お腹が痛くなる前に、
緒形拳と岩下志麻の「鬼畜」1978年松竹映画作をみたのですが、
映画の緒形拳のせつない雰囲気を醸し出していました。
そんなこんなで完成した天ぷらがこちらです。
![](https://ananda.fun/wp-content/uploads/2020/06/39260-1024x768.jpg)
《写真》写真では伝わらない。天ぷら劇場
二人は席に着き、
いただきます。
ぼーさんは、やっぱり楽しみのエビを食べます。
次の瞬間、ぼーさんは
「くさい・・・。」
顔が歪んでいます。
映画の中の緒形拳が崖で、息子と遊んでいるときの表情みたいです、
映画では、緒形拳は息子を・・・。
また映画を見てみてください。
《映画「鬼畜」松本清張》
ぼーさんが次にとった行動が、
なんと!!!
天ぷらのエビを取り出して、
べちゃべちゃの衣をはぎ取ってフライパンで炒めだしました。
コショウをたくさんふりかけて、
塩としょうゆもふりかけて、
みごと、エビの生臭さを取り除いた、
エビ炒めができました。
![](https://ananda.fun/wp-content/uploads/2020/06/39272-1024x768.jpg)
《写真》えび炒め
そうです、ぼーさんは映画の緒形拳とは違って、
エビを、きちんと面倒を見たのです。
そんなぼーさんと島らっきょうでした。
![沖縄サーターアンダギー](https://ananda.fun/wp-content/uploads/2020/05/sss2-320x180.jpg)