沖縄の湿度を知って、カビ対策!体調不良も改善!梅雨の沖縄も快適ライフ
■沖縄の湿度事情 体調不良は湿度が原因かも?
沖縄に移住したいと思っている方にお伝えしたい情報の一つに、
湿度のことがあります。
なぜなら、
この湿度については移住してすぐに私自身がやられたといいますか、
謎の身体の不調があったからです。
これが湿度のせいだと確信するにはちょっと時間がかかりました。
それで今回は、
沖縄はどれくらい湿度が高いのか、
なぜ高湿度なのか?を理解して、
カビ対策、健康対策方法も紹介します。
まずは、どれくらい湿度が高いのかを数字で実感してみてください。
■沖縄の平均湿度は80%、関西の最高湿度77%より高い!
気象庁のホームページで詳細をしらべることができます。
下の図は、
実体験が伝えられるように、
ぼーさんが住んでいた
大阪と、沖縄県名護市の
違いを年間を比べてみました。
上が2019年の大阪(文字が小さかったらすいません)
湿度が気になる時期を書いておきます。
6月69%
7月77%(年間最高平均湿度)
8月72%
平均湿度は最高で77%
つづいて、2019年、沖縄県名護市(北部エリア)です。
湿度が気になる時期を書いておきます。
5月78%
6月91%(年間平均最高湿度)
7月86%
8月85%
9月85%
平均湿度は最高91%、
最低の1月でも72%!
沖縄の2019年の湿度は平均80パーセント以上もあります。
大阪の最高にムシムシする不快指数MAX時より、
沖縄の平均湿度のほうが高いのですね。
なので名護に引っ越しして気づいたときにはすでに遅かった。
3月下旬、平均湿度73%のときに引っ越してきて、
4月の平均湿度81%で荷物を大阪の時と同じように整理して、
5月の平均湿度78%の時に、
沖縄県の1 年間で最も湿度の高い期間は、
3月25日から 11月21日の 7.9 か月で、
その間の快適性レベルは少なくとも 28% の間、
蒸す、蒸し暑い、または不快です。
1 年間で最も蒸す日は、7月28日で100%の確率で蒸します。
異変に気づいたときには、ほんとうに遅かった・・・
クローゼットの革のカバン、スーツ、ジャケット類、コート
下駄箱の革靴、スニーカーあらゆるものにカビが生えていました。
カビがすごすぎて怖かった・・・。
手遅れで全部捨てました・・(T_T)
なぜこんなにも湿度がちがうのかというと、
■沖縄は亜熱帯気候(あねったいきこう)
そうなんです、
住んでいた関西とは全然ちがう次元の気候だったのです。
亜熱帯気候の沖縄は、年間通して高温多湿で降雨量もかなり多いエリアとされています。
太陽で暖められた空気が上空に上へ上へとあがり雲になって、
そこに海からの冷たい空気が下に流れ込んで、
雲が冷やされて雨になる原理ですね。
沖縄にきてからの印象は、「よく雨が降る」「長い時間雨が降り続ける」、なのに、沖縄の人で傘をさしてる人はほんま少ないなぁ・・・。
でした。
降水量の違いも数字でみて実感してください!
■沖縄の年間降水量は、なんと大阪の2倍以上!
降水量も気象庁のデータでみることができます。
大阪の2019年降水量は
年間合計1219ミリ
そして、
沖縄県名護市の2019年降水量は
年間合計2600ミリ
なんと倍以上の雨の量なんです。
この数字で「次元のちがう気候」を感じてもらえたらと思います。
だから、大阪と同じ感覚で対策して過ごしていると、
家の中でカビが、いとも簡単に、あっという間に生えるのです。
それと雨が多いのに加えて、
沖縄が南国で気温が高いのにも理由がありました。
■沖縄は、黒潮(くろしお)の影響で気温が高くなる。
沖縄で普通に生活をしていても気づきにくいのですが、
沖縄県地方の気候と深くかかわっているものに、
海の流れの黒潮(くろしお)があります。
黒潮とは、与那な国島ふきんから沖縄の近くの海を北へむかって流れてる
海流です。黒潮の流れる幅は50キロメートルあると言われていて大変大きな潮の流れです。
この黒潮の「海水温度が高い」ので、黒潮の流れる海域では、年間の気温がほかの島々より2度から3度気温が高くなっているといわれています。
このような海流の影響を受ける気候は、海洋性気候(かいようせい)とも呼ばれています。
- 雨が関西の2倍多い、
- 気温も黒潮の影響もあって年間通して高い、
- だから、湿度が年間通して高い
では、次に湿度が高いと日常生活でほんとうに困ってしまうことと、解決策をお伝えします。
沖縄の湿度が高くて困ること
■湿度が高くて洗濯物が乾かない!
外に行っても日差しは暑いわジメジメするわ、
部屋の中でも不快な湿度に、
移住してすぐ、環境面でのストレス負荷が高かったのに加えて
・洗濯物を外に干しても乾かない。
・部屋の中に干しても乾かない。
えぇ~どうなってるの???ほんとに困りました。
そんな時の解決は、
■沖縄はコインランドリー文化で乾燥機がたくさんあります!
近くのコインランドリーにいって乾燥させる!
これに尽きます!
関西に住んでいた時は、洗濯物はベランダで干して出かけたら、
帰ってきたときには乾いている!が日常でしたが、
沖縄ではいつ乾くかわからない、急な雨もよく降るので、
コインランドリーを活用するのが一番です。
ここでのポイントは、
お店によって、
乾燥機8分100円、10分100円と値段が違うので安くて便利なところも探してみてください。
旅行で沖縄にきても部屋干しで生乾きになるより、
コインランドリーでばっちり乾燥させることを一押し断言します!
つづいて大問題のカビについて見ていきましょう!
■沖縄の生活でのカビ事情
数字でも説明したとおり、沖縄の気候は関西とは、全然違う別次元の世界です。
クローゼットの中に収納していた、革のカバン、革靴、スーツも袋にきれいに入れていたのを取り出したら、ジャケットの中にハンガーで掛けているスラックスにもカビが繁殖していました。クローゼットの中ほとんどダメになりました。おぞましかった。
クローゼットの扉は閉じない!
下駄箱も同様に頻繁に開けて空気の入れ替えする
2年目の今年も気をつけていたにも関わらず。
5月中旬でカーテンレースの裏にカビ生えていました。
窓を開けるとむわッとした生ぬるい風が吹いている。
フローリングを歩くとベタベタしている。
これが部屋の中の湿度が上がっているサインです。
■沖縄での湿度・カビ対策 決定版
会社の生まれも育ちも沖縄同僚の方に、
この困り果てた湿度事情についてどう対策しているのかお聞きすると、
除湿器設置はあたりまえ、
部屋干しで洗濯物を乾かすのも除湿器をかけているとのこと。
それで私たち夫婦はすぐに除湿器を、買いにいきました。
ある程度アマゾンで売れ筋、機能的なものを調べて電器屋さんに行ったのですが、
地元沖縄の店員さんの一言です、
タンク大きいほうがいいですよ。
結論的に売り場で一番大きいタンクの除湿器を購入して、
大正解でした!
あっという間にタンクに水がたまります。(;^_^A
【楽天市場】三菱電機 衣類乾燥除湿機 ハイパワータイプわたしたちはこの空間で溺れていたのか?
と思うほどの水分量であったことに驚きました。
なにより除湿器を購入してよかったのが、
「現在の部屋の湿度」がわかることです。
80%以上になれば、「ダニ危険」のサインが表示で出たり便利です。
参考程度ですが、
室内の湿度が70%以上の時は、
除湿器を65%に設定して稼働させています。
雨の日などは、65%に設定して除湿器をつけたまま家をでます。
だから、大きいタンクがおすすめと言われて「大正解」でした!
しかし、除湿器だけでは湿度対策は不完全です。
これも必要です。
■沖縄での湿度・カビ対策ではクーラーが絶対に必要!
引っ越ししてきた部屋は築6年できれいでしたが、
クーラーが寝室に1台しかついてなかったのでした。
大きいタンクの除湿器を購入しても、まだジメジメしています。
そうです、
クローゼットのカビの原因は除湿が全然不足していたのでした。
引っ越しして、出費もかさむので、
クーラーまで新しいのを購入するのは、躊躇(ちゅうちょ)していましたが、
地元沖縄の店員さんの言葉です、
大きいほうが、すぐに冷えるし、0.5度単位で温度調節できるから、電気代が安くつくよ!
分割で払っても手数料0円ですよ!←決定打でした(笑)
さらなる湿度・カビ対策は、
クーラーも迷わず、大きいタイプを選ぶ!
そして、
室内の湿度が70%超えるときに家をでるときは、
除湿器65%設定
エアコン冷房27.5度、もしくは除湿28度設定をつけたままにしておく。
亜熱帯気候の沖縄では除湿剤とか、細かな対策をいくら講じても、焼け石に水だと思います。カビの繁殖力にまけてしまうとおもいますので、おすすめしません。
なので、
■沖縄での湿度・カビ対策の決定版は
湿度が高いときは、
エアコン・除湿器をつけたままにしておく。
沖縄に住んでいる人に聞いた湿度対策の回答が、みんな全員がこう答えていました。
そしてなにより、
つけっぱなしにした感想は、
何より体感していた不快な感じが一気に解消されました。
わ~体がさらさらする~気持ちいい~(^▽^)と思わず絵文字も使いたくなるほどの快適さでした。
結論「沖縄での湿度・カビ対策は」
・エアコン終日活用
・除湿器はタンクの大きいのがおすすめ
ありきたりな結論なのですが、
この湿度対策に気づかないで過ごしてしまうと、
気づかないうちに体調不良をおこしかねません。
■湿度とカビの身体への影響 体験談
湿度が高いと、身体に水分が溜まるのか、むくみやすくなりました。
それでも暑く感じるので水分も取ってしまいます。
そうしたら、さらにむくんでトイレも行く回数が増えたりしました。
ムシムシして寝つきもわるくなると、さらに悪循環な生活リズムを送ることになりました。
引っ越しした当初はほんとうに毎日身体にだるさがありました。
後で調べたのですが、
カビが大好きなのは湿気とホコリなどの汚れみたいです。
黒カビはどこにでも繁殖するみたいで、知らずに身体に吸い込んだりすると体調も悪くなるみたいです。そりゃそうですよね・・・。
カビ対策に欠かせないのは
こまめに掃除もする!
もう一つ、お伝えしなければならないことがあります。
■それでも、カビは生えてくる。
左がクーラーが当たる表面できれい。 右がその裏でよく見ると黒カビがポツポツでてる(;´Д`)
先ほども書いたのですが、
2年目の今年も除湿器・大型エアコンを装備して、
湿度とカビに気をつけていたにも関わらず。
5月中旬でカーテンレースの裏にカビ生えていました。
これが沖縄の湿度とカビの現状です。
湿度とカビは沖縄から消えることはないので、
体調が悪くならないように、カビが繁殖する前に、素早く対策することをおすすめします!
■除湿器は大きいタンクが便利です。
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■エアコンも大きめタイプが力強くて快適です。
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